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カラーコンタクトレンズQ&A

カラーコンタクトレンズQ&A

 

カラーコンタクトレンズを使いたいときは、必ず眼科医の診察・処方を受けてください

※当院では、通常のコンタクトレンズ処方は行っておりません※

カラーコンタクトをおしゃれ目的で使う人も多くなってきています

コンタクトレンズの正しい知識がないままにカラーコンタクトレンズを使うことは、

「目」に重大なトラブル(失明)が起きる原因にもなります

 

Q1【カラーコンタクトレンズは、雑貨屋さんやインターネット通販で買ってもいいですか?】

 

A【カラーコンタクトは眼科医で検査や診察を受けて買いましょう】

カラーコンタクトレンズは、度なしと度があるものがあります

どちらも、薬事法という法律で

「高度管理医療機器」に指定されています(通常のコンタクトレンズも同じ)

「高度管理医療機器」=「副作用や機器の機能に障害が生じた場合に、生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあるため、適正な管理が必要な医療機器」です

 

黒目(角膜)には血管がないので、黒目に必要な酸素や栄養は、大気中から涙(目の表面にある涙)を通して届けられています

しかし、カラーコンタクトレンズ(ソフトコンタクトレンズ)を目につけると、黒目(角膜)全体を覆ってしまうので、レンズと黒目の間の涙の入れ替わりが少なくなってしまい、黒目にいく酸素量が減ってしまうのです

黒目(角膜)にいく酸素量が減ってしまうことで、角膜に障害が起きることもあります

(角膜がにごる、角膜が傷つく、角膜がむくむ、角膜の皮がめくれるなど

角膜の障害では、痛みが強かったり、にごりは治らない場合もあります

角膜の障害を予防するためには、レンズの素材がどれだけ酸素を通すのかが重要になってきます

(勿論、眼科での定期健診も重要です)

インターネットや雑貨店などで、見た目だけ重視で、性能も気にせず、眼科での診察も受けずに買ってしまうことは、目のトラブルにつながるのです

性能以外にも、目のカーブとレンズのカーブが合っていないものを選んでしまう危険性もあります

「目」に合っていないカラーコンタクトレンズを使うことはとても危険です

また、カラーコンタクトレンズは、人と貸し借りするのは絶対にやめましょう

自分の「目」に合ったカラーコンタクトレンズを眼科で処方してもらいましょう

※当院では、コンタクトレンズ処方は行っておりません※

 

 

 

Q2:【カラコンで目におこるトラブルはどんなものがありますか?】

A:充血 

  痛み 

  黒目に白い斑点がある 

  ゴロゴロ感(異物感)

  目ヤニがでる

  涙が出る

  かゆい

  見えにくい

  ピントが合わない

  疲れる

  など

 

「目」に痛みがあってもカラコンをつけると痛みがやわらぐ場合は、

カラコンが絆創膏(ばんそうこう)の役割をしているために、痛みを感じにくくなっているだけで、

痛みの原因が治ってるわけではありません

また、充血や痛み、黒目に白い斑点がある場合は、

角膜感染症という失明につながる病気の可能性もあります

目の調子が悪いときは、コンタクトレンズ使用を中止して、早めに眼科を受診してください

 

「カラコン」使用で起こりうるその他のトラブルは、

通常のコンタクトレンズ使用で起こるトラブルもご参照ください

 

金沢文庫アイクリニックでは、カラーコンタクトレンズの処方はしていませんが、

コンタクトレンズ使用に伴う目のトラブルの診察はおこなっています

 

カラコンを正しく使って、大切な目を守ってくださいね

 

 

参考文献

【眼科インフォームド・コンセント ダウンロードして渡せる説明シート】2018

 金芳堂 (監修)下村嘉一 (編集)國吉一樹 

 

 

 

2020/10/19 

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