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手術のご案内

白内障

白内障とは、眼球の中にあるレンズ(水晶体)が混濁して視力障害をきたす疾患で、眼科の手術の中でもっとも件数が多いポピュラーな病気です。主な原因は加齢ですが、先天性、外傷性、糖尿病やステロイド性、さらにはアトピー性皮膚炎に伴う白内障もあり、乳幼児や若年者にも時々見られます。特にアトピー性白内障は、網膜剥離を高率に合併することがわかっており、重要な疾患といえます。
手術はほとんどの症例で「水晶体乳化吸引術および眼内レンズ挿入術」を行います。白目と黒目の境目に2.8~3mm程度の小さい切開を行い、レンズ袋の中の濁ったレンズを超音波で破砕して吸い出します。その後眼内レンズをレンズ袋の中に移植します。当院ではさらに、「極小切開白内障手術」を行っています。これは、2.2mmという非常に小さい創口からレンズ移植を行うもので、術後乱視の減少や疼痛の軽減、さらには失明にもつながりうる術後感染のリスクも低下させうることができる方法です。
当院の手術はすべて日帰りで行えますので、術後すぐに帰宅できます。
このように、適切な時期に適切な治療を受ければ、白内障は決して怖い病気ではありません。最近かすみ目がでてきたなぁ、と感じたら、眼科受診をお勧めします。

白内障手術の流れ

白内障手術では水晶体の濁りを取り除き、人工の水晶体(眼内レンズ)を移植するという手術を行います。その他の部分に問題がなければ、視力低下の回復が期待できます。

当院は2.4mm 切開の極小切開白内障手術を行っています。
その小さな切り口から、超音波を利用して濁った水晶体を吸い出します。

水晶体を取り除いた部分に、眼内レンズ(人工水晶体)を挿入して、視力回復させます。※眼内レンズの度数は、手術前に検査し患者さんに合わせて決定します。

糸などは使用せず無縫合での治療となります。挿入するレンズは眼内レンズを使用します。

<当院の白内障手術動画はこちら>

術後の生活について

手術後、翌日から首から下の入浴、近所の散歩などの日常生活を送れます。ただし、1週間程度は念のため基本的にはご自宅での安静をお勧めしています。(詳しくはスタッフにお尋ねください。)

手術費用

単焦点眼内レンズ

3割負担

片眼 約55,000円

※別途お薬代、保護メガネ代
※R3.1月現在

70歳以上の方は窓口での支払い限度額が適用されます(ひと月あたり)

1割2割負担 18,000円

 

3割負担 57,600円
区分Ⅰ・Ⅱ 8,000円

※R3.1月現在

選定療養対応 2焦点多焦点眼内レンズ(Tecnis・Symphony・Synergy)

片眼 220,000~385,000円(税込)

選定療養対応 3焦点多焦点眼内レンズ(Pan Optics・Vivity)

片眼 330,000~385,000円 (税込)

※詳細はスタッフにお尋ねください。

※手術中、合併症等により単焦点眼内レンズに変更した場合、保険診療になります。

※手術後に眼内レンズ入れ替えや摘出する場合、手術費用は返金されません。

※眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が必要になることがあります。

※別途保護メガネ代

国内未承認3焦点レンズ(Acriva Trinova)

  片眼 両眼
Acriva Trinova 550,000円(税込) 1,100,000円(税込)
Acriva Trinova(乱視矯正) 605,000円(税込) 1,210,000円(税込)

国内未承認オーダーメイド 多焦点眼内レンズ(Lentis MplusToric)

  片眼 両眼
Lentis MplusToric 550,000円(税込) 1,100,000円(税込)

※手術に関する術後1ヶ月間の通常の診察・検査、薬代を含む
屈折、視力、眼圧、精密眼底、角膜曲率半径、角膜内皮細胞顕微鏡検査、細隙灯顕微鏡検査、
 網膜三次元撮影、コントラスト視力)
※ご注意:当レンズは完全オーダーメイドですので、オーダーレンズ作成費用としてあらかじめ手術費用予約金をお支払いいただきます。これは患者さんのご都合で手術をキャンセルしたり、手術中、合併症等により単焦点眼内レンズに変更した場合でも返金されません。
 尚、合併症治療費は手術費用に含まれていません。
※手術後に眼内レンズ入れ替えや摘出する場合があっても手術費用は全額返金されません。
※眼鏡やコンタクトレンズによる矯正が必要になることがあります。
※別途保護メガネ代

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