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眼鏡の基礎知識

眼鏡について

 

眼鏡について基礎的なことをまとめました

「眼鏡」はとっても奥が深いです

 

眼鏡の種類には

【単焦点レンズの眼鏡】

遠用眼鏡

遠くが見えるように度数を合わせた眼鏡

 

近用眼鏡

近くが見えるように度数を合わせた眼鏡、老眼鏡、読書用眼鏡

(中間距離70㎝~1mくらいに度数を合わせることもできる)

 

~単焦点レンズの特徴~

レンズ全面がほぼ同じ度数なので安定した視力、視界が得られる

近用眼鏡の場合、長時間の読書や、同一距離での近業を続ける場合に適している

老眼鏡の場合、遠くを見る時にはずさなければいけないわずらわしさがある

累進多焦点レンズでは、処方しづらい視力(視力の左右差が強い目、乱視が強い目)でも、処方しやすい

 

 

【多焦点レンズの眼鏡】

遠近両用眼鏡

遠く~近くを見ることができる

累進多焦点レンズでは、レンズの上部分から下部分にかけて、度数が徐々に変わっているので、すべての距離にピントが合うようになっている

ただし、見える範囲は、1カ所にピントを合わせた眼鏡より狭くなる(特に近く)

眼鏡装用に慣れるまで、時間がかかる場合や、見え方に慣れずに、装用できない場合もある

(他に、中近(中間距離~近くの距離)両用眼鏡、近々(近くの見える範囲を広くする)両用眼鏡などもある)

レンズの中心位置と、目の位置がずれてしまうと見えづらくなるため、フィッティング(眼鏡が正しい位置でかけられているか)が重要になる

 

~累進多焦点レンズの特徴~

遠くや近くを繰り返してみる必要があるときに、眼鏡1本ですむので、かけかえる必要がなく便利

累進レンズは、像のゆれ、ゆがみが起きやすいので、神経質な人には向かない場合もある

レンズの部位によりピントが合う場所が違うので、使い方になれるまで時間がかかる

近く部分の見える範囲が狭いため、長時間の近業には不向き

 

【こどもの治療用眼鏡(弱視の予防、治療用)】

弱視予防、治療のためにかける眼鏡なので、起きている間はずっとかけているのが基本

(こどもの近視用の眼鏡は、必要な時の装用で可の場合もある 個々の状態は担当医に相談を)

 

などがあります

 

 

こどもの治療用眼鏡を除いて、眼鏡は、その方のニーズに応じて、検査し処方されます

 

どこが(どこの距離が)見たいのか??

仕事で必要なのか?

趣味で使うのか?

スポーツで使うのか?

ずっとかけているのか?

必要なときのみ、かけるのか?

どのぐらい見えたらいいのか?

(資格のために1.0の視力必要、生活できればよいので0.8くらいの視力でOKなど)

 

その方の目の状態(近視、遠視、乱視)によって度数が変わるのはもちろんですが、

眼鏡処方=視力1.2見える眼鏡を処方するということではありません

視力検査時に、眼鏡の処方せんを希望される方もときどきいらっしゃいますが、

眼鏡度数を決める検査は、一人一人の見え方に対するニーズが違うため、また別に必要となります(視力検査の度数そのままで眼鏡の度数とは必ずしもなりません)

1.2の視力がでる眼鏡が必ずしもいい眼鏡とは限りません

たとえば、乱視の度数をばっちり入れた眼鏡は、かけていると度が強すぎてクラクラするなんていうこともあるのです(その場合は、見え方を落としても、かけられる度数を考慮します)

求める見え方と、かけられる眼鏡かどうか(⇒かけていてつらくならないか)のバランスを見ながら、眼鏡は処方されます

眼鏡の度数を合わせる時に知っておいていただきたいポイントです

(目の病気がある方は、場合によって、ご本人の希望通りの見え方に合わせることができない場合もあります)

 

【眼鏡】選びに大切なことをまとめました

眼鏡レンズ

素材

現在はプラスチックが主流です

プラスチックレンズは耐久性が上がり、軽いものが開発されているようです

 

屈折率(くっせつりつ)

ガラスやプラスチックのレンズが光を曲げる力のことです

屈折率が大きいと眼鏡レンズを薄く軽くできます

ただ、屈折率が高いと、アッベ数(↓下記参照)が小さくなってしまう問題があります

 

アッベ数

プリズムや噴水で「虹」ができます

虫眼鏡などのレンズで紙の上に像を映すと、像のエッジに色がにじみます

これらは、色により屈折が微妙に異なるからで、これを「色収差」(いろしゅうさ)といいます

アッベ数は「色収差」(分散)の逆数で、アッベ数の大きなレンズは色のにじみが少ないレンズです

しかし、アッベ数の大きなレンズは屈折率が低くなり、レンズが厚く重くなってしまうようです

アッベ数(色のにじみ)と屈折率(レンズの厚み)のバランスをどうとるかは難し問題のようです

 

コーティング

コーティングとは、眼鏡レンズの表面加工のことです

近年は、反射が少なく紫外線カット機能が向上したり、傷がつきにくいコーティングが開発されているようです

 

眼鏡枠(フレーム)

眼鏡をかけてきちんと見えるためには、レンズと眼球が正しい位置関係にあることが絶対条件です

フィッティング(眼鏡が正しい位置でかけられているか)が重要です

これができていないと、良く見えないばかりか眼精疲労の原因ともなります

お顔に合った、フレーム選びは大切です

かけたりはずしたりの頻度が多い方や、眼鏡の扱いがうまくできなそうなお子さんなら、ある程度丈夫なフレームがいいと思います

特にお子さんの場合、成長とともに度数が変わったり、顔も大きくなる(=目幅がかわりレンズ位置がずれる)ので、定期的なレンズ交換やフレーム交換は必要となってきます

 

 

参考文献

【眼科インフォームド・コンセント ダウンロードして渡せる説明シート】2018

金芳堂 (監修)下村嘉一 (編集)國吉一樹

 

【めざせ!眼科検査の達人】2002

メディカ出版 八木幸子(著)

 

2020/09/25

 

 

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