新しい多焦点レンズを導入しました!
院長はつねに最新の情報を得るためにヨーロッパ白内障屈折学会(ESCRS)に毎年参加しています。規制の厳しい米国や日本よりも、自由闊達なヨーロッパのほうがイノベーティブな製品が作られやすいからです。
RayOne Galaxy(レイワンギャラクシー)は、2024年9月のESCRSでワールドプレミアされ、その発表会場は大変な混雑と熱気に包まれていました。院長もなんとか会場入りして聴講することができましたが、これまでの多焦点レンズとはまったく異次元の性能を誇るレンズであることが示唆されました。これまでの多焦点レンズは「どこも見える代わりに見え方はちょっと劣る」ものでしたが、Galaxyは、「どこも見えるのにクリアに見える」のです。
RayOne Galaxy(レイワンギャラクシー)は、イギリスのRAYNER INTRAOCULAR LENSES社とブラジルのJoão Marcelo Lyra医学博士が共同で人工知能(AI) を用いて開発した眼内レンズで、光学部は螺旋形状によって遠方から近方まで連続した見え方を提供し、グレア(光のにじみ)・ハロ(光の輪状散乱)・スターバースト(光の放射状散乱)などの異常光視症の発生が非常に少ないのが特徴です。当クリニックでこのレンズを採用しましたのでご興味のあるかたはぜひとも来院くださいませ。