加齢黄斑変性症
加齢黄斑変性症
加齢黄斑変性症とは黄斑部に変性をきたす病気です。
加齢黄斑変性症は、網膜の下にある脈絡膜というところに異常な新生血管が生え、黄斑部に変性をきたす病気です。60歳代以降に多くみられます。
症状
視野の真ん中が見えにくかったり、ゆがんで見えたり、小さく見えたり、違った色に見えたりします。
周辺部の視力は比較的保たれます。
原因
加齢が原因なのはもちろんですが、紫外線、喫煙との関係が明らかとなっています。
治療
以前はPDT療法といって、特殊な薬剤を注射した後に弱いレーザーをあてる治療が主流でしたが、現在では抗VEGF療法が第一選択となります。初めの3か月間は月1回合計3回続けて投与し、その後は毎月診察を行って症状が悪化した際に同じ注射を追加します。
また、サプリメントの摂取も推奨されます。ルテインをはじめ、ビタミンB,C,D,亜鉛、銅などが良いようです。