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ICLQ&A基礎知識

Q.ICLって何ですか?

A.眼内コンタクトレンズ=ICL(Implantable Contact Lens)

 つまり、コンタクトレンズを目の中に移植する近視矯正手術です

 フェイキックIOL、有水晶体眼内レンズ、永久コンタクトレンズなどと呼ばれることもあります

 

Q.ICLとレーシックは何が違う?

A.従来の近視矯正手術であるレーシックは、「角膜を削ります」

 次世代の近視手術であるICLは、角膜を削らずに近視矯正ができます

 これにより、ドライアイの出現や近視の戻り、いつかくる白内障手術へのリスクなど

 レーシックが抱えていた問題をなくすことができます

 

Q.眼内コンタクトレンズの素材は?

A.レンズの素材は、ふつうのハードコンタクトレンズともソフトコンタクトレンズとも違います

 コラマーという特殊な合材です

 無色透明で紫外線をカットする効果を持っており、ソフトコンタクトレンズのように

 水分を含んだ柔らかな素材です

 たとえ、目をぶつけても目の中でレンズが破損することはありません

 

Q.適応年齢あるの?

A.基本的には、21~49歳くらいまでが適応です

 ただ老眼対策を考慮した度数合わせで良好な場合は、50歳以降でも適応となる場合がありますが

 あまりお勧めしません

 

Q.眼内レンズってどんなものを入れるの?目に害はないの?

A.素材はコラマーという特殊な合材です

 ふつうのソフトコンタクトレンズのように水分の含んだ柔らかい素材です

 (一般的なソフトコンタクトレンズとは素材が違います)

 見え方に影響を及ぼさない0.36mmの貫通孔がレンズの中央にあいています

 これにより、眼内の水流(※房水)の循環が維持され、眼内の状態を健全に保つことができ、

 白内障や緑内障の発症リスクを大きく減少することができました

 

Q.どのぐらい目が悪くても手術できるの?近視がすごく強い人もできる?

A.裸眼視力0.01の人も手術可能です

 レーシックでは矯正できなかった、強度近視の方や強度乱視の方も手術可能です

 

Q.はずみで目から落ちちゃうことあるの?

A.普通のコンタクトレンズのように、何かのはずみでコンタクトレンズを

 落とすということはありません

 

Q.老眼も治せるの?

A.老眼は治せません

 あくまで、近視や乱視などの屈折矯正の治療です

 誰でも40歳を過ぎたあたりから加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見えにくい」

 という症状がでてきます

 (老眼を感じる年齢は個人差がありますが、老眼はどなたにでも起こる症状です)

 手術後に老眼により手元が見えにくい場合は、近用眼鏡(老眼鏡)などを適宜使用してください

 

Q.ICLの歴史は?

A.ICLは実は1980年代に開発が行われた歴史のある手術法です

 これは、レーシックが最初に報告された1990年よりも前です

 国内では、1997年に清水公也先生

 (2016年~山王病院アイセンター(眼科センター長)/国際医療福祉大学病院教授)

 が初めてこの手術を導入しました

 2002年の臨床治験を経て、2010年に厚生労働省の承認を受けています

 

Q.ICLのメリットって?

A.近視矯正手術ICLの最大のメリットは、

 手術することによって眼鏡もコンタクトレンズを装用しなくても、

 裸眼で見えるようになることです

 そして角膜を削るレーシックとは違い、何かしらの理由で眼内コンタクトレンズを

 取り出したくなった時に、取り出せる(=目を手術前の状態に戻せる)ということです

 レーシックで一度削ってしまった角膜は、元に戻すことができません

 

Q.ICLの欠点は?

A.ずばり、「目に穴を開けないといけない」ことです

 これがコンタクトやメガネはもちろん、手術であるレーシックにもない、ICL特有の欠点です

 なぜなら本来目の中は無菌(ばい菌がまったくいない)状態にもかかわらず、

 目を開けてレンズという異物を入れることで、ばい菌が目の中に入ってしまう

 リスクにさらされるからです

 だからこそ、目に穴を開ける手術(内眼手術といいます)の専門家が執刀するべきなのです

 当院のICL手術は、内眼手術2万件以上の執刀数を誇る内眼手術のエキスパートである院長が

 すべて執刀します

 そして、非常にまれではありますが、万が一、ばい菌が眼内に侵入してしまった際には、

 一刻も早い緊急手術が必要ですが、当院では、高次医療機関に紹介することなく、

 当クリニックにて院長自らが瞬時に緊急手術に対応いたします

 

Q.効果はどのぐらい続くの?

A.ICLは一度手術したら、他の目の病気になったり(白内障など)、

 取り出したりしない限り、一生効果が続きます

 また、眼内レンズのお手入れや取り換えの必要はありません

 レーシックでは視力の戻りがでることがありますが、ICLは視力の戻りが大変少なく、

 長期的に安定した視力が期待できます

 

Q.見え方の質はいいの?

A.ICLは、目の中の水晶体に近い位置に眼内レンズをおいて矯正を行うので矯正精度が高く、

 ハードコンタクトレンズと比べても遜色のない鮮やかな見え方が得られると言われています

 

Q.眼内コンタクトレンズのお手入れ方法は?

A.一度、目の中に入れた眼内レンズはお手入れの必要はありません

 (眼内レンズ用の目薬なども必要としません)

 

Q.将来取り換えは必要?

A.使用期限はないので、将来取り換える必要はありません

 ただ、将来、白内障の病気になった時に白内障手術をする際は、

 眼内レンズを取り出して、通常の方と同じ治療を受けることができます

 

Q.眼内レンズをはずしたくなったとき、術後元に戻せるの?

A.万が一、眼内レンズをはずす必要ができた時は、

 レンズを取り出して目を元の状態に戻すことができます

 

Q.ICLってそもそもなに?

A.ICLとは、近視を治して眼鏡やコンタクトレンズに頼らずに

 「裸眼」で生活できるようにするための手術です

 具体的には、目の中に専用のコンタクトレンズを入れて近視を矯正する手術です

 「目の中に専用のレンズを入れる」という点では白内障手術と同じなので、

 以前から行われている手術です

 そのため、手術する病院を選ぶ際は、目の中の手術を得意としている病院を選ぶとよいでしょう

 

Q.ICLやりたい人はまずなにをすべき?

A. ①適応検査の予約をとりましょう(金沢文庫アイクリニック045-780-5252

     ②眼鏡をつくりましょう(持っている人は、勿論今のものでOKです)

  普段、コンタクトレンズしか持っていない人は眼鏡が必要です

  なぜなら、ICLの術前検査を受けるために、コンタクトレンズを一定期間使用できないためです

  ハードコンタクトレンズは3週間 乱視用ソフトコンタクトレンズは2週間

  ソフトコンタクトレンズは1週間

 

Q.ICLで治せるのは近視だけ?乱視はダメ?

A.ICLはレーシックと手術方法が全く違います

 レーシックではできなかった強度の近視や乱視の方も手術が可能です

 ただ、度数としては手術適応であっても、目の状態によっては手術が不適応となる場合もございます

 

Q.以前検査したらレーシックは受けられなかったのですが、そういう人はICLもダメ?

A.レーシック手術が不適応だった方でも、ICLは手術の方法が違うため手術を受けられる場合があります

 例えば、レーシック手術を角膜が薄くて受けられない、近視の度数が強くて受けられない、

 乱視の度数が強くて受けられないなどの理由で、視力回復手術を諦めたことがある場合でも、

 ICLなら手術可能なこともあります

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