ICLQ&A手術
Q.ICLの手術時間は?
A.片目、約10分程度で、基本的には両眼同日手術です
金沢文庫アイクリニックでは日帰り手術です
術後30分程度の安静、診察を受けた後にご自宅に帰れます
保護メガネをつけて裸眼で帰れます
ただし、ご自身での車・バイク・自転車などの運転はできません
Q.ICLの手術ってどんなことするの?
A.
① 点眼麻酔をして、角膜を約3mm切開します
② 切開した部分からレンズを眼の中に挿入します
③ 虹彩と水晶体の間にレンズをはめます
※基本的に傷口は3mm程で縫合せず、自然治癒します
片目につき10分ほどの手術です
Q.希望すればだれでも受けられるの?できない人は?
A.目の形や病気、全身疾患などによって治療の対象にならない場合があります
近視や乱視の度の強さだけで、「手術ができない」ということは、あまりありません
事前に詳しい検査(適応検査)を行い、目の形、状態、生活習慣などを総合的に検討して、
手術が可能か専門の医師が診断致します
Q.どこで手術できる?神奈川県では?
A.ICL治療が行えるクリニックは神奈川で11施設です
横浜では、金沢文庫アイクリニックを含めて4施設です
わざわざ東京まで行かなくても、地元神奈川、横浜で、治療が可能です
(施設数は令和2年12月現在)
Q.ICLの手術って難しいの?
A.ICLは内眼手術です(目の中の手術です)
手術には、高い技術が求められます
ICLの手術ができるのは、ICL認定を取得した医師のみです
術者の経験や腕は大切ですがICLの手術自体は近視の度が強いか弱いかで手術の難易度は変わりません
逆にレーシックは専門の資格はいらない手術で、近視度数が強い場合は手術の難易度が高くなります
Q.手術の経験が豊富かどうかは、何で見分けられるの?
A.ICLは内眼手術です(目の中の手術です)
内眼手術の件数、症例数が多い医師が、経験豊富な医師です
Q.ICLって新しい手術だから、そこが心配
A.ICLは、実は1980年代に開発が行われた、歴史のある手術法です
これは、レーシックが最初に報告された1990年よりも前です
当初の眼内レンズは、房水循環(目の中の水の流れ)が悪くなることから、
約1~2%白内障が進行するというリスクがありました
この合併症をなくすために、清水公也先生(山王病院アイセンター(眼科センター長)/国際医療福祉大学病院教授)
は、レンズの中央に極小の穴をあけたHole ICLを考案・開発しました
このHole ICLにより、房水循環が改善され白内障のリスクが低下しました
現在、このHole ICLは、世界70か国以上で承認され世界的スタンダードになっています
Q.術中に目は見えますか?怖がりなのですが・・・
A.瞳を拡げる目薬を使うのと、顕微鏡の照明のまぶしさがあるので、ぼんやりとした視界になります
器具や周りがはっきり見えるわけではないです
Q.手術はどのくらい時間かかるの?
A.手術は片目につき10分かからないくらいです(両眼同時・日帰り手術です)
ただ、手術前準備、手術後の安静などがありますので、手術当日来院してから帰るまで、
3時間程度みていただければと思います
手術前後で、食事の制限などはありませんが、手術当日は安静にしてお過ごしください
Q.ICL手術って痛い?
A.ICLは、近視を治すために、目の中にコンタクトレンズを入れる手術です
手術なので、きちんと「麻酔」をします
点眼麻酔をするので手術中に痛みを感じることはあまりありません
手術後数時間は軽い痛みや異物感を感じることがありますが、時間の経過とともに解消します
Q.手術当日の注意点は?
A.手術当日は朝からコンタクトレンズを装用しないでください
手術時間は片眼約10分です
手術後はしばらく安静にしていただいた後に診察を受けて、問題がなければ帰宅となります
手術前後に食事の制限は特にございませんが、手術前日はゆっくり休養をとっていただき、
手術後は安静にしてお過ごしください
※ICLは両眼同日に手術することができます