細菌性結膜炎
細菌性結膜炎(さいきんせいけつまくえん)
細菌性結膜炎は、目の表面で何らかの細菌が異常に増えて起こります
⇒結膜炎についてはこちら
その細菌は2つに分類できます
①もともと目の表面に棲んでいた細菌が急に増える場合
(原因)風邪を引いたときの鼻づまり、涙の通り道が詰まっている(鼻涙管閉塞)などで、涙の流れが悪くなる
②もともとは目にはいない細菌が外界から大量に目に入ってくる場合
(原因)汚れた手や指で目を触った際に、皮膚など体の別の部位、あるいは、体以外の環境にいた細菌が入る
【治療方法】
抗菌点眼薬(抗菌の目薬)を1日4回程度点眼します
ほとんどの細菌性結膜炎は、何らかの抗菌点眼薬を1~7日間ほど点眼すれば治ります
※治療方法、治療期間や症状などは個人差がありますので詳しくは担当医にお尋ねください※
【注意点】
点眼薬を使用してから明らかに充血がひどくなった場合、目やにが多くなった場合は、担当医にご相談ください
1週間以上点眼薬を使用しても治らない場合は、再度眼科を受診して、担当医にご相談ください
参考文献
「眼科インフォームド・コンセント ダウンロードして渡せる説明シート」2018
監修 下村嘉一 編著 國吉一樹
2020/12/15