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「サイプレジン検査(小児)について①」

[2020.08.21]

「サイプレジン検査(小児)について①」

 

みなさん、こんにちは。視能訓練士の田渕です。

今回は子供の検査で行う、サイプレジン検査についてお伝えします。

 

*サイプレジン検査とは?

目はカメラと同じようにオートフォーカスです。遠くを見るときには水晶体(レンズ)は薄くなり、近くを見るときには水晶体がふくらんで網膜(フィルム)にピントが合うようになります。この「水晶体がふくらむ」現象を「調節」、ふくらむ力や度合いを「調節力」といいます。子供は調節力が非常に強く、通常の検査では正確な目の状態がわかりません。

そのため、調節力を麻痺させるサイプレジンという目薬を使用し検査することで、近視や遠視があるかどうか、そしてそれがどの程度のものなのかを調べます。

医師の判断によりますが、当院ではおおむね10歳以下の子供に対してこの検査をしています。

 

次のトピックスでは、サイプレジン検査の流れや、注意点についてお伝えします。

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