黒目(角膜)の怖い病気~角膜感染症~
[2021.03.09]
皆様こんにちは
恐ろしいブログのタイトルでごめんなさい( ;∀;)
今日は、角膜(黒目)の怖い病気についてお話します
角膜とは、黒目の皮で、光が目に入るのに最初に通過する膜です
光が通過するためには、角膜は透明である必要があります
※目の中心の黒いところ=瞳孔(どうこう)、茶褐色のところ=虹彩(こうさい)です
黒目を覆っている膜が、角膜で、角膜は実は透明です
その透明な角膜が、病気でにごってしまうと、見えづらくなり、視力が低下してしまうことがあります
角膜の病気の一つ、角膜感染症(かくまくかんせんしょう)をご存じですか?
角膜(黒目)に微生物が感染してしまう病気です
この病気の怖いところは、
治療せず放置してしまったり、
きちんと治療を受けなかったり、
(重症になってしまったり)すると、
目に孔(あな)があいたり、
角膜に強いにごりが残って失明してしまうこと
があることです
こういう病気があることを、知っているか知らないかで、
もし、病気を発症したときに、どうすればいいのかの判断が早まりますよね
※角膜感染症の治療は、担当医の指示通りに厳重に行う必要があります※
※角膜を含む感染症は、一刻も早く治療を始めなければ手遅れになる可能性があります※
※当院でも治療を行いますが、目の状態などにより別医療機関への紹介となる場合があります※
怖い病気を、ただただ恐れるだけではなく、
知識として持っておくことは、自分の「目」を守る備えにもなりますね
金沢文庫アイクリニック 稲澤