老眼ってみんななるの?
こんにちは。検査員の羽鳥です。
朝晩は、少し涼しさを感じられるようになってきましたね。
秋が待ち遠しいですね♪
私も眼科で働くスタッフらしく、「老眼」についてのお話しをしていこうと思います!
「朝は見えるけど午後はちょっと・・・」
「夕方になると頭痛や肩こりがひどくて疲れる」
などの症状がある方は、読んでみてくださいね。
目の中のレンズ組織である『水晶体』は年齢とともにゆっくりと硬くなってきます。
それにより自在にピント合わせができなくなり、近くがぼやけて見えにくくなったりします。
これがいわゆる『老眼』と呼ばれるものです。
なんとこの水晶体の硬化、実は10代の頃から始まるんですよ!
遠くがよく見えていた方は、30代に入ってから近くが見えづらくなりませんでしたか?
近視の方は遠くが見えづらい分、近くはわりと見やすいですよね。
なので遠視の方に比べて症状に気がつきにくいかもしれません。
ですが老眼は40代になれば誰にでもおこる自然な症状なんですよ。
そして、老眼になると乱視も増加すると言われています。
ものが二重に見えるなどの症状ですね。
この状態で生活をしていると目に思わぬ負担がかかり、
頭痛や肩こりなど体の調子が悪くなることがあります。
これがいわゆる『眼精疲労』です。
見えづらさを日々がまんして過ごしている方、
けっこう多いんじゃないでしょうか?
眼精疲労の治療の基本は眼鏡といわれています。
無理をせず、早めに眼科を受診して目をチェックしてもらってくださいね。
※症状や治療法については個人差がありますので、担当医にお聞きくださいね。
参考文献 國吉一樹編著(2018) 『眼科インフォームド・コンセント ダウンロードして渡せる説明シート』下村嘉一監修 金芳堂