「ものもらい」と「めばちこ」の違い~上まぶたが腫れたり、しこりができた時~
[2020.12.08]
皆様こんにちは
突然ですが、
「ものもらい」と「めばちこ」の違いをご存じですか?
知っている方はかなりの眼科通です!
「ものもらい」は医学用語で「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」
「めばちこ」は医学用語で「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」
と言います
病気の原因が違うので、対処法・治療法が違うこともあります
さて、このブログを見てくださった方にお勧めの情報をお伝えします
【「めばちこ」は上まぶたを温めよう!】
蒸しタオルなどでまぶたを温めてあげると、症状の改善につながるのです
やることでリラックス効果もありますよね
ただ、「ものもらい」と「めばちこ」は、
見た目では、どっちがどっちだか分かりづらいので、
自己判断で、【めばちこ】だから温めよう、はやめておいてくださいね
眼科で「めばちこ(霰粒腫)」と言われた方におすすめの対処法です
どうして、めばちこは温めるといいのかと言いますと、
上まぶたにあるマイボーム腺から分泌される脂を温めて溶かすためです
マイボーム腺が閉塞して脂がたまり、まぶたにしこりができるのが、
【めばちこ】なのです
ものもらいとめばちこの違いについては
当院HPの目の病気について > ものもらい(麦粒腫)とめばちこ(霰粒腫)
をご参照ください(^^)/
余談ですが、
私はその昔、ものもらい=めばちこだと思っていました
更に、めばちこは方言だと思っていたのです!(^^)!
金沢文庫アイクリニック 稲澤